リスティング広告

リスティング運用初心者にこれだけは伝えたい

5月にこの記事を書いています。そろそろ新卒入社の方は研修が終わり実務に取り組み始めた頃でしょうか。

この記事にたどり着いた方は、

  • 新卒や中途でインターネット広告代理店に入社された
  • 事業会社でデジタルマーケティングを行う部署に配属・異動された
  • 会社で初めてリスティング広告を出すことになって、担当に任命された

などなど、各々の事情でリスティング広告に携わることになった方だと思います。

最近ではリスティング広告運用に関する書籍も多く、ブログも沢山書かれています。ノウハウについてはそちらを参考にしていただくといいと思いますので、個人的に心構えというか、ここに気を付けておいた方が伸びますよ!という点だけ書きたいと思います。

基本が何よりも大事

何かといえば、一言で言うと「基本が大事であり、すべて」ということです。

私が言う基本とは、プラットフォームごとのルールや仕組みの理解のことです。

例えば、キャンペーン毎で何が出来るのか、広告グループ毎ではどうか、キーワードのマッチタイプ、オークションの仕組みとかそういうことです。そんなの当たり前だし、理解してるよ!と思われるでしょう。でも筆者個人的には、意外とリスティング運用歴何年という方がそこホントに理解してるの?ということが結構あるなー、と感じています。

例えば、キャンペーン毎に設定できるのは何でしょう?

日予算、配信エリア、時間帯、エリアごとの入札調整比などがありますね。

なので例えば、配信エリア毎に月予算が明確に決まっている場合などはキャンペーンをエリアごとに分ける必要があります。まとめても管理が出来ればOKですが、難易度は高いですね。

よくある失敗ケース

結構頻繁に見るのが「Googleがキャンペーンをまとめてシンプルにするのを推奨してるから、まとめよう!」として失敗するケースです。

何故これで失敗するかというと

効果の良いキャンペーン(キーワード)と効果の悪いキャンペーンを一緒にする

→効果の悪い検索クエリで予算を使ってしまう

→日予算の上限に早い時間帯で到達

→効果の良い検索クエリで広告が出にくくなる

ってなってるんですよね、大体の場合。除外キーワードの設定や入札価格の調整などが上手い人はそうはならないんですが。キャンペーン一緒にした方が楽じゃん!という発想の方であれば多分失敗します。

これは、「日予算はキャンペーン単位でしか決められない」ということをしっかり理解できていれば、避けられる事態です。

基本がわからなければ応用は効かない

応用はあくまで基本ありきなので、最初のうちはそれを徹底的に頭に入れるのがおススメです。また、ある程度運用をしてからも、定期的にGoogle広告のヘルプやリスティングの基本系の本を読み返すといいですよ!

Google広告 ヘルプ

私はリスティング運用者は運用歴と実力は必ずしも一致するものではなく、伸びる人は一気に伸びる仕事だと思っています。もちろんある程度の場数は必要ですが。

そういう伸びる方は例外なく基本がしっかりしています。

是非念頭に置いて、広告運用のお仕事に取り組んでくださいね!自分もまだまだなので、日々精進します!

 

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ブラウン/広告運用
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雰囲気で広告運用をやっています